昨今、自社のECサイトを立ち上げる方が増えてきています。インターネット環境があれば始められるため、企業・個人を問わず数多くのECサイトが存在しています。
ECサイト運営者のなかには、いざ立ち上げてみたけれど、「どんな商品を販売すればよいかわからない」「リピーターが増えない」などのお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

他サイトとの差別化を図るために必要なことは、オリジナル商品の作成です。
今回は、オリジナル商品を作成するメリット・デメリットとOEMを活用した作成方法についてご紹介します。

オリジナル商品といっても、ハンドメイドのようにデザイン構成から材料購入、作成まで自分で行う方法や、デザインだけを行い、OEMで自社オリジナル商品を作成する方法などさまざまです。

ECサイトを始めたばかりの方でも簡単にオリジナル商品を作成できるのは、OEMを利用した方法です。とくに、パーカーやTシャツといった衣類、スマホケースやパスケース、カードケース、ポーチといった雑貨類など実用性の高いアイテムがおすすめです。
比較的作成しやすく、クオリティの確保にもつながります。

ECサイトでオリジナル商品を販売したいと思っても、どのような効果が期待できるのかわからなければ成功するイメージがつかめず、作成をためらってしまう方も多いのではないでしょうか。

ここからは、オリジナル商品作成のメリット・デメリットをご紹介します。しっかりと理解することで今後どのように商品開発を行えばよいのか、方向性を考えるきっかけになるでしょう。

オリジナル商品は、自社ECサイトで唯一無二の商品になるため、他サイトとの比較ができません。そのため、他サイトの価格を気にせずに価格設定が可能で、着実に売上アップが見込めます。

他サイトと同じ商品を販売している場合、お客様に選んでもらうためには価格もポイントになります。他サイトよりいかに安く購入できるかという点が注目されるため、利幅が少なく大きく売上アップを目指すのは難しいといえます。

自社ECサイトにアクセスし、商品を購入してくれるお客様を増やすには、「このサイトでしか買えない」という特別感を演出することが必要です。商品を気に入ってくれたお客様が再びサイトへ訪れてくれることで、リピーターの定着につながります。そのためには、ターゲット層を定めてニーズに合ったオリジナル商品の開発が求められます。

また、どのようなデザイン・商品が求められているのか市場調査を行うことも大切です。ニーズに応えられる独創的なデザインができれば新規顧客の獲得も期待できるでしょう。もちろん、自社サイトの方針・方向性に合わせることも忘れてはならないポイントです。

オリジナル商品のデメリットは、認知度が低く商品が購入されるまでに時間がかかってしまうことです。メリットで挙げた新規顧客の獲得やリピーターの定着などうれしい効果を得るためには、オリジナル商品の周知や自社ECサイトへの集客アップなどに向けた対策が必要です。何事も軌道に乗るまでには時間がかかるということを心に留めておきましょう。

もちろんECサイトや商品のデザインにこだわることも大切ですが、商品管理や顧客対応などのサイト運営に力を入れることも顧客定着につながるポイントだといえるでしょう。

オリジナルグッズのメリット・デメリットをご紹介しました。では、実際にどのように作成すればよいのでしょうか。

自社で工場を構えて商品を作るのは莫大なコストと時間がかかります。大量生産すれば単価は安くなりますが、売れなければ在庫を抱えるリスクを背負う必要があります。

そこで、おすすめなのがOEMに委託する方法です。OEM（Original Equipment Manufacturing）とは、製造メーカーに依頼してオリジナル商品を作成すること。
工場を持たなくても自社サイトのオリジナル商品を作成できます。小ロットから依頼することができる企業が多いほか、受注生産に対応している企業もあるため在庫リスクの心配がありません。

生産に必要なコストを抑えられ、サイト運営や商品開発などほかの分野に時間や人件費をかけることができます。

これから本格的に自社ECサイトを立ち上げる方は、ぜひオリジナル商品の作成がおすすめです。

「いきなりオリジナル商品なんて難しい」とお考えなら、スマホケースやパスケース、カードケースなど普段から日常的に使っているアイテムから始めましょう。デザインを変えるだけで、簡単にオリジナル商品が完成します。

オリジナル商品を自社生産で行うにはコストがかかり、大量の在庫を抱えるリスクもあります。そのため、OEM委託であればコストを抑えて効率的に商品製造が可能です。
オリジナルケースファクトリーでは、企画から販売開始まで1か月、商品発注から納品まで最短5営業日という対応の早さが特徴です。また、初回は10個以上、2回目以降は1個から発注可能で在庫リスクの心配もありません。

オリジナル商品の作成をお考えの方は、オリジナルケースファクトリーまでお気軽にお問い合わせください。